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#52 入院記⑤ 外を歩く

最近頻繁に外出許可をもらって、自宅に戻ったり、泊まったりするようになった。
それは残念ながら、病気が回復しているからではない。
病気が回復しないからだ。
つまり、病院にいても、何もできることがないし、むしろ様々な要因によって病気の回復が妨げられている可能性もあるのではないか?と思うからだ。

今、また絶食しているので口から栄養が取れない。
それを補うために点滴で栄養補給したり、発熱した際に医師や看護婦さんがすぐそばにいるという安心感のために入院を続けている。
代わりに、ストレスはかなりのモノがある。
ひどい臭いの中の生活。
寝たと思ったら、周りのうめき声で起こされる。
快適な室温だが、僕の病状を回復させるには多分もっと暑いくらいではないといけないだろう。
そーゆーことを考えると、入院を続けていることは必ずしもプラスだとは思えなくなってきた。

入院している間は、病状は少し回復しては、また悪化し、それを繰り返すばかり。
何泊か自宅で泊まって、少しでも回復のスピードや傾きが変わるのであれば、賭けではあるが、退院して自宅で療養しようと思う。
↓の文章は、3月31日に書いたものだ。
この後、多分食事を始めたために、結局また悪化したんだけど。

↓↓↓
点滴が取れた。
夜中だけ点滴→ずっと無し。
こないだも一回取れたけど、結局また食べれずに、点滴に戻った。
今回はなんとかこのままいけるといーな。
ご飯も昨日の夜から始めてみた。
ソッコーちょっと調子悪いけど・・・もー調子悪くなることに慣れてきて、あまりへこまない不感症の自分 苦笑。

んで、点滴が取れたのをきっかけに、歩くことにした。
2~3日前は、まだ外は寒かったし、まずは病院内をグルグル歩き回ったり、階段の昇り降りをしたり。MP3で、Mr. ChildrenやGreeeenを聞きながら、前向こうと思って、偉そうに闊歩してる。

そもそも歩こうと思ったのは、経験則によるものだ。
これも一つの対症療法。
寒さや疲れは持病にとって天敵であるのはわかっているが、適度な運動は疲れにもつながるが、代謝を良くして、治りを早めるのではないかとゆーことだ。
今までも、調子悪いな~と思っていながら、旅行の予定があって、不安を感じながら出発するんだけど、バックパッカー的な旅をして、朝から晩まで歩いていると、不思議なことに、すっげー疲れているのに、調子はどんどん良くなっていって、旅行中にすこぶる快調になってしまうことが何度かあった。
中でも、北欧を旅した時などは、3月でまだまだすんげー寒かったのに、調子は劇的に回復した。
そーゆー経験から、多分仕事での疲れは良くないだろうけど、適度な運動は悪くないだろうと考えた。
実際、一昨日、昨日はある程度病院内を歩いて、体が温まった後、外に歩きに行った。

ホントに気持ちいいんだよ、これが。
俺の入院してる病院は川沿いにある。
だから川を見ながら、堤防沿いを歩く。
とは言っても、清流でもないし、そんなに綺麗な景色が広がってるわけでもない。
岐阜県とゆー田舎だけど、いわゆる田舎でもないし、中途半端な感じなのだ。
名古屋のベッドタウンだからね。
車もいっぱい走ってるし、中途半端な高さのビルがあり、川の向こうには古ぼけたラブホがある。

でも、それでもものすごく気持ちいい。
ちょっと冷たい風。
澄んだ、とゆーほどでもないが、少なくとも外の空気。
おっさんのいびきやうめき声ばかりを聞いている耳には、川の水の音や風の音は心地よい。
咲き始めた桜や、緑が目に嬉しい。
何より、陽の光がまぶしくて、わざわざまぶしい太陽を直視しよーとしてみる。
特別なことなんてなんにもない。
でも、これがとても嬉しい。

この感覚は、入院したことがある人じゃないとわかんないじゃねーかな~。
ま、わかんないことが幸せなんだろーけど。

ご飯も一緒。
1ヶ月以上もまともに飯を食わないこと。
この10年で、もー何度目かわかんない。
絶食時は当然、常に空腹。
だからこそ、ほんのちょろっとしたものでも食べれた時は、すんげー美味い。
スープとか液体しか飲めなかった後、病院食のただの白米が死ぬほど美味い。
こんな感覚、幸せだけど不幸せ。

早く良くなれ、俺の体。
草野球して、ビール飲んで、焼肉食って、タバコ吸って、デロデロになって、桜見ながら、いー加減に昼寝したいですな。
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