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#32 遺心伝信 第1稿 ~出会い~

教師を始めて1年が経った。
そして今の高校にいるのは、あと3ヶ月となった。

残された時間、生徒に少しでも僕の想いや考えを伝えたい。
そう思って、僕は生徒に向かって書くことにした。

せっかくなので、それを転載しよーと思って。
だからあくまでも生徒向けに書いた、自分の考えの刷りなおしです。

※写真はワンクッション置くための挿入です。文章とは全く関係ございません。
 3月に行ったアンコールワットの写真がアップされずに放置しっぱなしなので出してみます。

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第1稿 ~ 出会い ~                     12/24/2008
出会いは偶然であり、必然だ。
人生において、最も大切なものの一つは「出会い」じゃないかなぁと僕は思う。
人との出会い、文化との出会い、自然との出会い、未知なるもの、自分と異質なものとの出会い。
出会いは大きなものとは限らない。ある人、ある言葉、ある本、ある写真、ある光景、ある映画、ある食事などとの出会い。
勝手知ったる世界で生きているのは、居心地がいい。安定していて安全だ。でも刺激が少なく、よどみがち。
未知なるもの、自分と異質なものとの出会いは、怖い。でも素晴らしい出会いになる可能性を秘めている。
でも、その偶然の素晴らしい出会いに気付けるかどうかはその人間次第だ。
いくら素晴らしい出会いがあっても、出会う準備が出来ていない人間は、それを出会いとも気付かず通り過ぎてしまう。
その時、その人がある人やあるモノとの出会いを求め、精神的な成熟や出会いに対するアンテナをしっかり張っているかなど、その他諸々の準備が出来ていて初めて、素晴らしい出会いに気付くことができると思う。
「一期一会」の縁は、運命的なものであると同時に、必然的なもの。
大切に。

僕の人生は「出会い」によって大きく変わってきた。海、そしてダイビングとの出会い、ある女性、沖縄という土地、挫折、偉大な教師、個人主義、教育との出会い。
それぞれの出会いのきっかけは偶然だけど、その時々で僕は、何かそーゆーものを心底欲していたんだろう。ある時は、刺激を求め、ある時は救いを求め、またある時は安心を求めていた。だから運命的に出会ったというよりも、求めていたからこそ、その出会いに気付き、大切にすることができたと思う。つまり、出会いは偶然でありながら、必然だった。
逆に、本当はそこに素晴らしい出会いがあったのに、それに気付かずスルーしてしまったことも多々あると思う。特に大学時代は、周りにすごい人間がたくさんいることに気付かないこともあったが、気付いていながら、精神的に未熟なため、また海にのめり込む余り、その出会いを逃したり、あえて大切にしなかったりしたこともある。
今となっては、もっと多くの人間と出会い、語り合えばよかったと後悔もあるが、あの時の自分は、洞察力もなく、そういう人間のすごさに鈍感であっただろうし、何よりも海が一番だったから、ある意味しょうがなかったんだろうなぁとも思う。
今後どれだけ成長しても、素晴らしい出会いを、それと気付かずスルーしてしまうことはあるだろうけど、出来るだけ貪欲に出会いを求め、未知なるモノ、異質なモノに対する恐れよりも好奇心を持つようにし、常にアンテナを張っておきたい。
君たちが生きている世界は、学校というとても狭い世界だけど、その中でも、固まった考え、いつも同じ雰囲気の中だけに安住するのではなく、常に新しい人間、新しいこととの出会いを求めれば、ある時パッとはかったかのように、まるで君と出会うためにそこで待っていてくれたかのように、素晴らしい出会いがあるんじゃないかなぁ。

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「遺心伝信」とは

「遺心伝信」などという言葉は、当然無い。僕が「以心伝心」をもじって作ったものだ。オリジナルの「以心伝心」は、心で以って心を伝えるという言葉通り、極めて日本的な、「言葉を使わず、思いを心と心で通じ合わせる」(俗に言う「空気を読む」)というものだが、「言わないことは伝わらない」、「何も言わないのは考えが無いのに等しい」という欧米的な考え方に、全面的に賛成とは言わないが、かなり傾倒している僕としては正直好きな言葉ではない。
僕は、ちゃんと「自分の言葉」で以って、自分が本当に大切だと想うことや考えを生徒に伝え、少しでも生徒の心に遺していきたい。
残された時間は3ヶ月。その時間が終わって、ここから去っていくことを考えるとたまらなく寂しくなる。4月の時点から予期していたことではあるけれど、こうやって今、それが現実のことと決まっても、「マジかよ~、どーにかなんね~かな~」と、どうにもならないのに思ったりもする。常に真剣に向き合ってきた君たちには決して少なくない愛着を感じるし、別れるのはやっぱり辛いのだ。
僕は元々すごく不器用で口下手な人間だ。(そう思われない事も多々あるが・・・)そしてあーやこーや考え過ぎ、悩み過ぎる「頭でっかち」でもある。寡黙な時もあれば、すごくおしゃべりなこともあるが、黙っている時はもちろん、色々話した後でも、「う~ん、なんかイマイチ上手く言えないな~。思ってることとちょっとズレてんだよな~。」と思うことがよくある。聞き上手ではもちろんなく、残念ながら話し上手でも、実はない。
だから、いつも欲求不満なのだ。伝えたいことは頭と心に山ほどあるのに、なかなか上手く伝えられない。そして伝える時間もない。
教育の基本は「1対1」。僕は常にそれを心掛けている。だから授業に心血を注ぎながらも、ちょっとした休み時間、放課後も君たちと与太話から真剣な議論に至るまで様々な話をすることが本当は非常に大切なことだと考えて、動いている。ただ残念ながら、君たちは君たちで、友達とも話したいし、小テストの勉強もあるし、部活もあるし、暇な?僕(←自虐)と話をしている時間はそうたくさんはない。僕にしたって、案外やることがあったりして、いつもいつも話してられるわけではない。
だから残された時間に少しでも想いを伝えられるように、僕は書くことにした。君たちの心に少しでも新鮮な風を吹き込みたい。一つの方向に流れがちな社会で、少しでも君たちに様々な考えを伝え、選択肢を与えたい。

とりあえず第1稿としたが、第何稿まで書けるのか正直わからない。書きたいことは山ほどあるが、完全な見切り発車。忙しけりゃ全然書けないかもしれないし、反響が全然無ければ、ただの自己満足になってしまうので続けないかもしれない。願わくは第10稿位までいけたらな~と思っているけれど・・・。今回は初回ということで、このエッセーを始めた意味・理由なんかも書いてしまったので、A4一枚という予定より大幅に長くなったが、次回からはこの部分はないので、もう少しサラっと読めるような長さにしていきたい。
それでは。

Merry Christmas & A Happy New Year

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コメント

?さんへ

管理人のみの閲覧はいいとして、せめて誰か名前書いて。
ま、内容からすると間違いなく、関高の生徒やけど。
俺ネットの匿名性っていいこともあると思うけど、基本的に嫌いなんよ。
やっぱ自分の言うことには責任持ちたいってゆーか。

いや、なんでせっかくカキコしてくれたのに、説教みたいなんしてんのやろ。ごめんなさい。
また懲りずにコメントくれな。

・・・・ただ、3月までなんやな~・・・どーにかして。俺からあなたたちにお願いします!!!

2009/01/04 (Sun) 16:41 | joe #- | URL | 編集
2の8 ちかまつ へ

おう、あけおめ。
なんや!結局いじれるとかボード連れてくとかただの使える兄ちゃんやないか。
全然エッセーの想いが伝わってない!・・・って思ったりもするけど、それもアリやなと思います。
俺はガチンコな時も、チャラけた時もあって、そん中で君たち生徒が俺のメッセージを取捨選択していけばいーんだろうなと。
俺のガチなとこだけ受け取れってのは傲慢やなと思います。
だからある生徒にとっては、いい先生、違う生徒にとっては、馬鹿な先生。それでいーんじゃねーかな。

てか、お前のコメントはみんな見れなくて、俺だけ返信してたら俺頭おかして、独り言してるみたいやない?恥

2009/01/04 (Sun) 16:35 | joe #- | URL | 編集
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2009/01/04 (Sun) 10:54 | # | | 編集
Re: お

友達に茶化されて顔面真っ赤に何回かなりましたが、ほんとそーやな~と思います。
でも、自分自身できてないから、いっつも自分に言い聞かせてるんですけどね。
てか、いつも僕が書くエッセーって自分に言ってるんですけどね。まだまだあかんで~って。

2008/12/31 (Wed) 21:03 | joe #- | URL | 編集
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2008/12/27 (Sat) 01:41 | # | | 編集

久しぶりに来てみたら更新されてた。
あと3ヶ月で他のとこ行くんだね。
てかもう1年経とうとしてる・・・この前まで高校生だったのになぁ・・・・・・
出会いとか意識したことなんてなっかたー
そう思ってみると大学とかバイトとかいろんな人に出会った。
一期一会を大切にしていきたいと思います。
じゃ、またね

2008/12/26 (Fri) 21:35 | やえぞ #u5TPSZFI | URL | 編集

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